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概要
変な音がなり止まらない、コンピュータがうまく起動できない?実はこれはBIOSが発する警告音(ビープ音)です。この記事では、ビープ音の一覧表、それぞれのビープ音が出る原因と解決策など、PCビープ音についての豆知識を紹介します。



パソコンを起動すると、画面はずっと真っ暗で、しかも聞き慣れないビープ音が鳴りますか? このビープの音は、BIOSから発する警告音で、コンピュータ内の電子ブザーからの音です。コンピュータには、BIOSというものがあります、コンピュータを起動すると、BIOSがハードウエアを全体的にチェックして、問題を見つけると、BIOSが起動を中止してブザーにビープ音を鳴らせます。
電子ブザー
ハードウエア不具合を起こした原因:
  1. ハードウエア破損、メモリやグラフィックボードなどがマザーボードに正しく接続していない、もしくは埃堆積ための電気が短絡することも原因になります。
  2. BIOSの不具合も原因になります。
注意:ハードディスクが「ダ、ダ、ダ」との音が聞こえる場合、記事「Windows 10 / 8 / 7 でHDD異音の原因と対策」をご覧ください。
BIOSとは、Basic Input/Output Systemの略称で、いわゆる基本輸入輸出システムです。IBM PCの標準ファームウェアとして、BIOSすべてのインフォメーションがマザーボードのCMOSファームウェアに保存されます。
BIOSとは
BIOSは、OSの起動や、PCと接続機器間の入出力を制御するプログラムです。主にコンピュータを起動中システム各部に自己診断テスト(POST【Power On Self Test】)を実行し、ブートプログラム(IPL)またはハードディスクにおるシステムをロードするとき使用されます。しかし、BIOSはちょっと古いベースシステムで、21世紀に入ってから、徐々にUFEIに置き換えられています。

目次

ビープ音の種類(パターン)

1.ビープ音は一つ一つの長さが違う、単純に鳴る回数で決まることではありません。主に次のようなパターンがあります。

長いビープ音「ピー」:

短いビープ音「ピッ」:

2.長いビープ音と短いビープ音が両方もある場合もあります。中に間隔が入って、分けられます、例えば、次の音が、途中の1秒ぐらいの間隔に、長音1回、短音2回がありました。

メーカーによるビープ音の規則と意味

メーカーによりビープ音も異なるようです。なお、故障したハードウェア部位(パーツ)によりビープ音も違います。従って、コンピュータを起動できずにビープ音がするとき、先ずはBIOSのメーカーまたはPCメーカーを確認してください。

一般的な判断法:

  1. まず、コンピュータが有名なメーカーかを確認します。例えば、DELL、FUJITSU、NEC、ASUSなどの大手企業は、自らのBIOS/UFEIを開発しますので、ビープ音と対応するエラーが異なります。有名なブランドの場合、メーカーによってエラーを検索することができます。
  2. コンピュータが有名なメーカーではないや自作組み立てPCの場合、BIOSは主に「AMI」(American Megatrends)、「Phoenix」(Phoenix Technologies)、「Award」で、三つのタイプがあります。これらのコンピュータに対して、取扱説明書を読むことかビープ音の長さを聞くことで、自作PCのビープ音判断法の一覧表を参照して判断してください。
  3. それ以外、仮想マシンにもVmware、Virtual、VirtualBOXなどさまざまなBIOSがありますが、ここでは、一つ一つ記載することはしません。

DELLビープ音一覧と対処法

DELL
DELLのビープ音はコンピュータの製造時間が2005年の前か後かとによって、二種類があります。

旧型DELLの警告音(2005以前の製品)

「-」 (間隔)を表わしています。

例: 「1-1-2」は、音1回、一秒の間隔で、また音1回、一秒の間隔で、最後連続に音2回が響きます。

ビープ音原因と対処法
1-1-2原因:CPUレジスタの故障。

対処法:CPUを置き換える。

1-1-3原因:NVRAMの読み書き故障。

対処法:BIOSが保存されたCMOSファームウェアが破損している可能性があり、掃除機や小さな箒でマザーボードの埃をきれいにします。掃除してからも動作しない場合、修理屋に行ってCMOSファームウェアを修理や交換することをしてください。

1-1-4原因:BIOSが保存されたCMOSファームウェアのデータが破損。

対処法:まずは、「マザーボードのボタン電池を放電してBIOSをリセット」をしてみて、動作しない場合、修理屋に行ってCMOSファームウェアを修理や交換することをしてください。

1-2-3原因:BIOSのDMA(Direct Memory Access)の読み書き故障。

対処法:掃除機や小さな箒でマザーボードの埃を掃除して、メモリとメモリスロットをきれいにクリーニングします。動作しない場合、メモリを交換する必要があります。

1-3原因:グラフィックカードのメモリが破損。

対処法:グラフィックカードのメモリや新しいグラフィックカードを置き換える。

1-3-1、1-3-2、2-4-4原因:メモリを検出していません。

対処法: メモリとメモリスロットをきれいにクリーニングし、あるいはメモリを置き換えます。詳しくは「BIOSからメモリを見つけられないメッセージの対処法」をご覧ください。

3-1-1原因:IDEハードディスクのスレーブ側のエラー。

対処法:IDEハードディスクの「マスター」と「スレーブ」設定を変更、あるいはIDEハードウエアを取り出します。

3-1-2原因: IDEハードディスクのマスター側のエラー。

対処法:IDEハードディスクの「マスター」と「スレーブ」設定を変更、あるいはIDEハードウエアを取り出します。

3-2-4原因:キーボードを認識できません。

対処法:キーボードを交換や接続インターフェースを換えます。

3-3-3原因: リアルタイムクロックの不具合又はキーボードを認識できません。

対処法:キーボードを交換や接続インターフェースを換えます。

3-3-4、3-4-1、 3-4-2、3-4-3原因:グラフィックカードのエラー

対処法:グラフィックカードスロットとグラフィックカードの接続先をクリーニングします。詳しくは「BIOSのグラフィックカード故障提示に対処法」をご覧ください。相変わらず動作しない場合、グラフィックカード置き換えます。

新型DELLのエラー提示音(2005以後の製品)
ビープ音原因と対処法
短×1原因:BIOS破損とROMエラーを含めたマザーボードの故障。

対処法:マザーボードを修理するや置き換えます。

短×2原因:メモリを検出していません。

対処法:メモリの接続先とメモリスロットをきれいにクリーニングし、あるいはメモリを置き換えます。

短×3原因:チップセットや計時クロックのテストが失敗しました。

対処法:まずは、「マザーボードのボタン電池を放電してBIOSをリセット」をしてみて、そのあと掃除機や小さな箒でマザーボードの埃を掃除します。動作しない場合、修理するや交換することをしてください。

短×4原因: マザーボードのメモリ故障。

対処法:メモリの接続先とメモリスロットをきれいにクリーニングし、あるいはメモリを置き換えます。

短×5原因:リアルタイムクロックの電源故障。

対処法:「マザーボードのボタン電池を放電してBIOSをリセット」をしてみてください。

短×6原因:グラフィックカードが故障や正しく接続しません。

対処法:グラフィックカードスロットとグラフィックカードの接続先をクリーニングします。

短×7原因:CPU故障

対処法:CPUを置き換えます。

FUJITSUビープ音一覧と対処法

FUJITSU
「-」 (間隔)を表わしています。

例: 「1-3-3-1」は、ビープ音1回響いて、一秒の間隔で、連続短いビープ音3回響いて、一秒の間隔で、また連続にビープ音3回響いて、一秒の間隔で、最後にビープ1回響くという意味です。

ビープ音原因と対処法
1-2(第一のビープ音は長く響きます)原因:BIOS破損とROMエラーを含めたマザーボードの故障。

対処法:まずは、マザーボードのボタン電池を放電してBIOSをリセットをしてみて、そのあと掃除機や小さな箒でマザーボードの埃を掃除します。詳しくはケースの内部に掃除する方法を参照してください。動作しない場合、修理を頼んでください。

1-1-1-1、 1-3-3-1 、1-3-3-2 、 1-3-4-1 、1-3-4-3 、1-4-1-1、 4-3-4-3

例:1-3-3-1

例:4-3-4-3

原因: メモリを検出していません。

対処法:メモリの接続先とメモリスロットをきれいにクリーニングし、あるいはメモリを置き換えます。詳しくは「BIOSからメモリを見つけられないメッセージの対処法」をご覧ください。

Lenovo-ThinkPadビープ音一覧と対処法

Thinkpad
旧型DELLのエラービープ提示音(2017年以前の製品)
「-」 (間隔)を表わしています。

例: 「1-3-3-1」は、音1回響いて、一秒の間隔で、連続に短い音3回が響いて、一秒の間隔で、また連続に短い音3回が響いて、一秒の間隔で、最後に音1回響くという意味です。

ビープ音原因と対処法
短音の繰り返し、短×2原因:BIOS破損とROMエラーを含めたマザーボードの故障。

対処法:マザーボードを修理するや交換するします。

短×1、なおかつスクリーンが真っ黒あるいはキラキラする原因:マザーボードが問題を抱えています。

対処法:まずは、「マザーボードのボタン電池を放電してBIOSをリセット」をしてみて。そのあと掃除機や小さな箒でマザーボードの埃を掃除します。(ケースの内部を掃除する方法)。動作しない場合、修理するや交換することをしてください。

短×1、スクリーンに「Unable to access boot source」と表示される原因:ハードディスクエラーにオペレーティングシステムが見つかりません。

対処法:Windows/Linuxオペレーティングシステムを再インストールします

長×1、短×2原因:グラフィックカードが故障や正しく接続しません。

対処法:グラフィックカードスロットとグラフィックカードの接続先をクリーニングします。詳しくは「BIOSのグラフィックカード故障提示に対処法」をご覧ください。

長×1、短×3、短×3、長×1原因:マザーボードのメモリ故障。

対処法:メモリの接続先とメモリスロットをきれいにクリーニングし、あるいはメモリを置き換えます。詳しくは「BIOSからメモリを見つけられないメッセージの対処法」をご覧ください。

1-4原因:マザーボードのセーフチップが問題を抱えています。

対処法:マザーボードを修理するや交換します

1-1原因:スクリーンに表示されるエラーコードによって問題を確認してください。
新型Lenovo-ThinkPadのエラービープ提示音(2017以後の製品)

2017以後のLenovo製品では、「SmartBeep」という新技術が採用されています。この技術を通して、人工的にエラー提示音を聞く必要がなくなりました。Google PlayやApp Storeから「Lenovo PC Diagnostics」をダウンロードするだけで使うことができます。

ASUSビープ音一覧と対処法

ASUS
多くのASUSのコンピュータでは、実際AMI社が製造されたBIOSが使われています。詳しくのエラー提示音は下記の「AMI(American Megatrends)ビープ音一覧と対処法」を参考してください。
ビープ音原因と対処法
長×1、短×2(繰り返し)原因:マザーボードのメモリ故障。

対処法:メモリの接続先とメモリスロットをきれいにクリーニングし、あるいはメモリを置き換えます。詳しくは「BIOSからメモリを見つけられないメッセージの対処法」をご覧ください。

長×1、短×3
原因:グラフィックカードが故障や正しく接続していません。

対処法:グラフィックカードスロットとグラフィックカードの接続先をクリーニングします。詳しくは「BIOSのグラフィックカード故障提示に対処法」をご覧ください。

長×1、短×4
原因:ハードディスクにエラーがありシステムを見つかりません。

対処法:Windows/Linuxオペレーティングシステムを再インストールします

自作PCのビープ音の判断方法

多くの場合、使用しているコンピュータがブランド製品ではなく、無名なブランドや組み立てマシンです。これらの小型メーカーは、自らのBIOSプログラムをカスタマイズすることができませんので、マザーボードにあらかじめ設置されたBIOSのみ使えます。これらのマザーボードに使用するBIOSは、通常、AMI(American Megatrends)、Phoenix(Phoenix Technologies)、Awardsのどちらです。 BIOSメーカー

コンピュータが起動できないので、直接BIOSに入ってBIOSのメーカーを確認することができません。従って、次の方法を参照してください。

(1)取扱説明書を読んで、マザーボードの詳しいモデルを確認してから、Googleにスクリーンショットを検索します。

例えば、GigaByteのGA-Z97X-UD5Hで場合、直接にGoogleで「GA-Z97X-UD5H」、「BIOS」をキーワードとして検索すれば、すぐそのマザーボードのBIOSスクリーンショットが出てきます。スクリーンショットを見て、American Megatrends、Phoenix、Awardなどのメーカー名を探して確認することができます。

BIOSスクリーンショット確認

(2)音声で確認する

ビープ音が長いのと短いのを分けている場合、一般的にはAwardのBIOSです。連続の短いビープ音の場合、BIOSはAMI製の可能性が高いです。

Phoenix BIOSビープ音一覧と対処法

ビープ音原因と対処法
短×1,システムが正常に起動します問題なし。
短×3パワーオンセルフテストが初期化失敗した。
1短1短2短原因:マザーボードのエラー。

対処法:まずは、「マザーボードのボタン電池を放電してBIOSをリセット」をしてみて、動作しない場合、修理屋に行ってCMOSファームウェアを修理や交換することをしてください。

1短1短3短、 1短1短4短、 1短2短1短原因:マザーボードの電池が切れた又はCMOS破損。

対処法:マザーボードの電池を換えます。

1短2短2短、1短2短3短 1短3短1短、1短3短2短 1短3短3短、1短4短1短 1短4短2短、1短4短3短 1短4短4短、2短1短1短 4短3短1短原因:マザーボードのメモリが検測されたことができるが、データを保存するときにエラーを起こした。

対処法:メモリの接続先とメモリスロットをきれいにクリーニングし、あるいはメモリを置き換えます。詳しくは「BIOSからメモリを見つけられないメッセージの対処法」をご覧ください。

3短2短4短 4短2短3短原因: キーボードを認識できません。

対処法:キーボードを交換や接続インターフェースを変えます。

3短3短4短 3短4短2短 3短4短3短原因:グラフィックカードが故障や正しく接続しません。

対処法:グラフィックカードスロットとグラフィックカードの接続先をクリーニングします。詳しくは「BIOSのグラフィックカード故障提示に対処法」をご覧ください。

4短2短2短 4短3短3短 4短3短4短 4短4短3短原因:BIOS破損やROMエラーを含めたマザーボード故障。

対処法:まずは、「マザーボードのボタン電池を放電してBIOSをリセット」をしてみて、動作しない場合、修理屋に行ってCMOSファームウェアを修理や交換することをしてください。

Award BIOSビープ音一覧と対処法

ビープ音原因と対処法
1長2短原因:マザーボードのエラー。

対処法:まずは、掃除機や小さな箒でマザーボードの埃を掃除します。(ケースの内部を掃除する方法),そのあと「マザーボードのボタン電池を放電してBIOSをリセット」をします。動作しない場合、。CMOSファームウェアを修理するや交換することをしてください。

1長3短原因:グラフィックカードが故障や正しく接続しません。

対処法:グラフィックカードスロットとグラフィックカードの接続先をクリーニングします。詳しくは「BIOSのグラフィックカード故障提示に対処法」をご覧ください。

鳴り続ける原因:マザーボードのメモリ故障。

対処法:メモリの接続先とメモリスロットをきれいにクリーニングし、あるいはメモリを置き換えます。詳しくは「BIOSからメモリを見つけられないメッセージの対処法」をご覧ください。

短いビープ音が鳴り続ける、または長いビープ音と短いビープ音が互いに鳴り続けます。CPUが問題を抱えています、交換することをお勧めします。

AMI(American Megatrends)ビープ音一覧と対処法

多くのASUSマザーボードがAMI社のBIOSを使われていますので、一部のビープ音(警告音)は同じです。
ビープ音原因と対処法
短音1~3回原因:マザーボードのメモリ故障。

対処法:メモリの接続先とメモリスロットをきれいにクリーニングし、あるいはメモリを置き換えます。詳しくは「BIOSからメモリを見つけられないメッセージの対処法」をご覧ください。

短音4回原因:BIOのシステムタイマーエラー。

対処法:まずは、「マザーボードのボタン電池を放電してBIOSをリセット」をします。動作しない場合、。CMOSファームウェアを修理するや交換することをしてください。

短音5回や11回原因:CPU故障。

対処法:掃除機や小さな箒でマザーボードの埃を掃除します。(ケースの内部を掃除する方法)。動作しない場合、CPUを修理するや交換することをしてください。

短音6回原因:これは、CPU、マザーボード、メモリと、複数のハードウエア問題の共用している提示音です。各ハードウエアは接続不良、埃堆積、過熱、短絡、キーボード故障などの問題を抱えている可能性があります。

対処法:掃除機や小さな箒でマザーボードの埃を掃除します。(ケースの内部を掃除する方法)。

短音7回原因:CPUやマザーボードの接続不良や電路故障。

対処法:掃除機や小さな箒でマザーボードの埃を掃除します。(ケースの内部を掃除する方法)。

短音8回原因:グラフィックカードが故障や正しく接続しません。

対処法:グラフィックカードスロットとグラフィックカードの接続先をクリーニングします。詳しくは「BIOSのグラフィックカード故障提示に対処法」をご覧ください。

短音9回原因:ROMのパリティエラー。

対処法:まずは、「マザーボードのボタン電池を放電してBIOSをリセット」をします。動作しない場合。CMOSファームウェアを修理するや交換することをしてください。

短音10回原因:CMOSの読み書きエラー。

対処法:まずは、「マザーボードのボタン電池を放電してBIOSをリセット」をします。動作しない場合。CMOSファームウェアを修理するや交換することをしてください。

長音x1 短音×2原因:グラフィックカードが故障や正しく接続しません。

対処法:グラフィックカードスロットとグラフィックカードの接続先をクリーニングします。詳しくは「BIOSのグラフィックカード故障提示に対処法」をご覧ください。

長音x1 短音×3原因:マザーボードのメモリ故障。

対処法:メモリの接続先とメモリスロットをきれいにクリーニングし、あるいはメモリを置き換えます。詳しくは「BIOSからメモリを見つけられないメッセージの対処法」をご覧ください。

コンピュータが起動せず、BIOS電子ブザーが鳴り止まらないの対処法

コンピュータのケースを開けて検査する

準備する工具:

プラスドライバー(マグネット付)、絶縁手袋。

工具1

操作方法:
ステップ1:手袋をはめて(オプション)、プラスドライバーでコンピュータのケースを開けます。
sdfda_41
ステップ2:ケースの内部を検査して、各放熱ファンが正常に動いているのを確認します。

ファンが動かない場合、過熱によるハードウエア故障が起こされた可能性があります、故障したファンを置き換えてください。

放熱ファン
ステップ3:ケースの内部に大量の埃があるかどうか確認します。

ケースの内部に大量の埃が堆積していると、短絡によるコンピュータを起動できない故障が起こしやすいです。下の図のように、ケースの内部は非常に多くの埃が堆積しているから、メモリが認識されることができません。

埃が堆積する現象を防ぐために、埃のフィルターを設置し、年に一度ケースの内部を掃除します。掃除する方法については、次の手順を参照してください。

埃堆積

ケースの内部を掃除する

多くの場合、ハードウエアが問題を抱えているのは、ハードウエア自身が壊れていることではなく、埃堆積による短絡でハードウエアが正常に動作しないことです。ある場合、埃堆積による短絡がハードウエアを壊すことさえもあります、60%以上のコンピュータ故障が埃堆積に引き起こされたと言われています。ですから、定期的にケースの内部の埃を掃除しなければなりません。

準備する工具:掃除機,小型のブラシ

工具2
注意:埃が重度に堆積している場合、埃を四散させないように、ヘアドライヤーなどの風吹き工具を使用しないでください。
操作手順:
ステップ1:吸引力を高めるために、掃除機ノズルを隙間用ノズルに替えてください。
sdfda_53
ステップ2:安全のために、PCのケースを掃除する前に、すべての電源を切って電源線を抜いてください。
電源を切る
ステップ3:できるだけ掃除機でケース内部の埃を掃除して、埃が固まったところが小型のブラシで拭いてから掃除機で吸い込んで済みます。
埃を吸い込む

マザーボードのボタン電池を放電してBIOSをリセットする

BIOSが間違いに設置されたやCMOSファームウェアがエラーを現れたら、コンピュータを起動させない場合もあります。このとき、マザーボードにおるボタン電池を放電してBIOSをリセットし、コンピュータを修復することができます。

準備する工具:ピンセット、プラスドライバー(マグネット付)、絶縁手袋。

注意:この方法では、マザーボードを放電するために、コンピュータの電源を切るが必要です。
工具3
操作手順:
ステップ1:電源を切って、絶縁手袋をはめって、プラスドライバーでPCのケースを開けます。
電源線を抜き
ステップ2:マザーボードにシルバー色のボタン電池を探し、ピンセットで電池の周りの金属装置を振り動いて電池を取り外します。
ボタン電池
ステップ3:取り外して、そのまま三十分間待ち、再び電池を嵌めて電源を接続してコンピュータを再起動します。
注意:ボタン電池のプラス面が上向きです、つまり「+」マークの側が上に向いています。
アノード上向き

BIOSからメモリを見つけられないメッセージの対処法

準備する工具:プラスドライバー、絶縁手袋、消しゴム、掃除機、小型のブラシ
注意:この方法では、マザーボードを放電するために、コンピュータの電源を切る必要があります。
工具3
操作手順:
ステップ1:電源を切って、絶縁手袋をはめって、プラスドライバーでPCのケースを開けます。
電源線を抜き
ステップ2:メモリを固定するロックを外側に外すと、簡単にメモリを取り外せます。
メモリを取り外せ
ステップ3:メモリを取り外してから、消しゴムで接続先の先端を拭きます。
消しゴムで拭く
ステップ4:掃除機とブラシで、メモリスロットをクリーニングします。
メモリやメモリスロットを掃除
ステップ5:掃除してから、メモリを取り付けます。
メモリを取り付ける

BIOSからグラフィックカード故障メッセージの対処法

基本操作と準備すべき工具は上のメモリ編とほぼ同じです。グラフィックカードを取り外してから、接続先の先端とスロットを掃除する必要があります。
グラフィックカード
注意:一部のPCでは独立のグラフィックカードがなくて、CPUに集成されたことです。この場合、マザーボードを掃除しても修復できないなら、マザーボードを修理に送ってください。

PCが起動できない時の高級修復法:マーザーボード診断カード

マザーボードのビープ音提示音だけでは、問題を確認できない可能性があります。このとき、「マーザーボード診断カード」を通して問題を確認できます。
マーザーボード診断カード
  • コンピュータ診断カードの動作原理:

マザーボードのBIOSは起動するたびに、電路、メモリ、キーボード、ハードディスクなどにテストすることをします。すべての機能が正常に動作すると、オペレーションシステムがブートされます。この過程中、BIOSは一つ一つのステップにPCIリスニングアドレス(80Hと他)に対応するPOSTCODEを輸出します。 もしあるステップは間違いがあったら、ブートが中止されます、対応する診断コードも送られます。コンピュータの診断カードは、これらのコードを読んで表示するものです。

  • コンピュータ診断カードの使い方:

普通のコンピュータ診断カードでは、PCIスロットに嵌めることです。図のようには高級なPCIコンピュータ診断カードです、スクリーンで直接にエラーコードを読むことができます。

診断カード2
一部の診断カードはスクリーンが付いていません、数字だけのコードが表示されます。ユーザーは表示された数字コードを読んで、取扱説明書の対照表で確認します。
マーザーボード診断カード

コンピュータの日常メンテナンスには?

メモリースティックとグラフィックカードを頻繁に取り外しないで、コンピュータが直射日光に当てられないように注意してください。 また、防塵の注意に必要があり、ケース内部は6ヶ月から1年ごとに清掃する必要があります。 一般的なコンピュータの寿命は5〜10年ですが、コンピュータに重要な情報がある場合は、常にシステムをバックアップする必要があります。たとえば、データバックアップソフRenee Becca使うことをすすめます。

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