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概要
SSDをフォーマットするにはどうしたらいいでしょうか?フォーマットする前に、ファイルシステムとパーティション形式を確認する必要があります。この記事は、ファイルシステムとパーティション形式について紹介し、Windows、MacでSSDをフォーマットする方法を紹介します。



一、SSDをフォーマットする前に確認すべきこと

SSDをフォーマットする前に、確認すべきことがあります。注意しないと、うまくSSDをフォーマットできない可能性があります。

ssd フォーマット

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MBRとGPT、どっちを選べばいい?

新しいHDD/SSD (初期化されていない) にシステムをインストールする前に、パーティション分割する必要があります。パーティション形式は、MBR と GPT があります。

パーティション形式を紹介する前に、パーティションとは何かを理解する必要があります。パーティションは、ディスク上に複数の独立した論理ユニットを作成するもので、これらの論理ユニットはCドライブ、Dドライブ、Eドライブになります。パーティションは、家をさまざまな機能領域 (ベッドルーム、キッチン、リビングルーム) に分割するようなもので、さまざまなパーティションにさまざまなものを配置して管理しやすくします。パーティション分割すると、OSのインストール、アプリのインストール、ファイルの保存を行うことができます。パーティション形式で MBR または GPT のどちらを使用かは、主にオペレーティングシステムとディスクの容量で決まります。

MBR (Master Boot Record) は、マスター ブート レコードとして知られ、従来から使われてきたパーティションテーブルです。 MBR は 1983 年に IBM PC DOS 2.0 で初めて提案され、GPT よりも幅広いシステム互換性があります。 MBR は最大 2.2TB のディスクをサポートし、2.2TB を超えるディスクは対応できません。なお、MBRは最大4つのプライマリパーティションのみをサポートし、さらにパーティションが必要な場合は、拡張パーティションを作成し、その中に多数の論理ボリュームを作成できます。

GPT (Globally Unique Identifier Partition Table) は、GUID パーティション テーブルとも呼ばれ、UEFI 仕様の一部です。ハードウェアの発展により、MBRではハードディスクの大容量化の要求に対応できなくなり、GPTパーティション形式が登場しました。 2.2T のパーティション制限を突破し、最大 18EB パーティションをサポートできます。 Windows では、最大 128 個のパーティションをサポートできます。また、セキュリティ面ではGPTパーティションテーブルも全面的に改善しました。したがって、新しいプラットフォーム ユーザー (Intel 6 シリーズ/AMD 900 シリーズおよび A シリーズ以降) の場合は、GPT パーティション テーブルをすすめます。

TipsMBRとGPT、どっちを選ぶ?

  1. 古いBIOS マザーボードの場合、新しいシステムと古いシステムの両方が MBR と互換性があるため、MBR パーティション形式を使用してください。
  2. 最新のUEFI マザーボードをサポートしている場合は、GPT パーティション形式を使用してください。 (注意: すべてのWindows 32ビットもGPTと互換性がありません。)
  3. MBRは 2TB を超える容量のディスクをサポートしません。ディスクの容量が 2TB を超える場合は、GPTを使用してください。

MBRをGPTに変更するには?

ディスクにパーティションまたはボリュームがなければ、 MBR から GPT パーティション形式に直接変更できます。 ディスクを GPT に変更した後、オペレーティング システムを起動する前に、UEFI でブートするように設定する必要があります。従って、まずパソコンとシステムが UEFI ブート モードをサポートしているかを確認してください。

1、ディスク管理から変更する方法

操作手順:
① ディスクのデータをバックアップまたは移行します。

②「コンピューター」を右クリックして、表示されるメニューから「管理」を選択します。「コンピュータの管理」のコンソールツリーで、「記憶域」の下の「ディスクの管理」をクリックします。ディスクにパーティションがある場合、ディスクを右クリックし、「ボリュームの削除」をクリックします。

ボリュームの削除

③ ディスクを右クリックし、「GPTディスクに変換」をクリックします。

GPTディスクに変換

2、MBR2GPTコマンドでMBRをGPTに変更する方法
Windows プレインストール環境 (Windows PE) とWindows10に入ることで、データを削除せずに、変更できます。
操作手順:
① 検索ボックスで「cmd」を検索し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。

コマンドプロンプト

② コマンドプロンプトで「systemreset -factoryreset」と入力してEnterキーを押します。表示されたオプションを選択し、初期化します。

コマンド プロンプトに変換コマンドを入力します。n はディスク番号です。

  • Windows 10 では「mbr2gpt / convert / disk:n / allowfullOS」と入力します。
  • WinPE で、「mbr2gpt / convert / disk:n」と入力します。

コマンドでmbrからgptに変更

3、DiskPartコマンドでMBRをGPTに変更する方法
操作手順:
① コマンドプロンプトで「diskpart」を入力してEnterキーを押します。パーティションがない場合、⑤までスキップしてください。

②「list disk」を入力してEnterを押します。

③「select disk 1」を入力します。 「1」はディスク番号です。Enterキーを押します。

④「clean」を入力し、Enter キーを押します。実行すると、ディスク上のすべてのパーティションが削除されます。

⑤「convert gpt」を入力します。 マスター ブート レコード (MBR) パーティション のディスクを、GUID パーティション テーブル (GPT) パーティションのディスクに変更します。

convert gptコマンド

ファイルシステムの選び方

パソコンのファイル システムは、データを保存および整理する方法です。 ファイル システムは、ファイルの命名規則、アクセス許可と属性を指定します。データへのアクセスと検索を容易にするためです。ディレクトリ構造からファイルを見つけるための指定されたパスの形式も含まれます。

一般的なファイルシステムには、FAT、exFAT、NTFS、APFS、HFS、HFS+、ext2、ext3、ext4、ODS-5、btrfs、XFS、UFS、ZFS があります。

Windows対応のファイルシステムは、NTFS、FAT32、exFATです。

  • NTFS は Windowsの最新のファイル システムであり、最も広く使用されています。 今、Windows 内蔵ディスクドライブのほとんどは、NTFS ファイル システムを使用しています。 NTFS は 16 EB 未満のディスクを対応します。Windows 8 および Windows 10 に対応します。
  • FAT32 は古いファイル システムであり、NTFS ほど効率的ではありませんが、さまざまなシステムとの優れた互換性があります。どの USB ストレージ デバイスにもこのファイル システムを利用できます。
  • exFAT は、FAT32 ファイル形式の代替です。大容量ファイルの保存に最適なファイルシステムです。最大 1EB のファイルサイズに対応し、Mac や Windows オペレーティングシステムでも使用できます。
Mac でサポートされているファイル システムは、Apple File System (APFS)、Mac OS 拡張 (HFS+)、exFAT、MS-DOS (FAT) です。

  • Apple File System (APFS):APFS は Apple の最新のファイル システムで、2017 年に iOS デバイス用にリリースされました。それまでのApple ファイル システムと比較して、速度母役なりました。macOS で使用されるシステム ボリューム、ハイブリッド ドライブ、SSD、およびフラッシュメモリデバイスにのみ対応します。
  • Mac OS 拡張 (HFS+):APFS がリリースされる前、Mac のストレージに使用されたファイルシステム。 HFS+ は、より大きなファイルをサポートし、ファイル名にUnicodeを利用しています。HFS の元で改善したバージョンです。HDDとSSDに対応できます。
  • exFAT:exFAT はWindows 、Mac でも対応します。 macOS と Windows はどちらも exFAT ボリュームを読み書きできるため、フラッシュトライブや外付けHDDに非常に適しています。
  • MS-DOS(FAT):Apple は FAT32 もサポートしています。Macでは、MS-DOS (FAT) で表示されています。古いファイル システムで、あまり使用されていません。Windows XP 以前のバージョンが対応します。

二、SSD増設/換装時のフォーマット

増設SSDをフォーマットする方法

ディスクを取り付けたら、まずパーティションを作成します。 データの保存に使用する前に、パーティション分割してフォーマットする必要があります。

操作手順:
①検索ボックスに「compmgmt.msc」と入力し、「Enter」キーを押せば「コンピュータの管理」を開きます。または、デスクトップの「このコンピュータ」アイコンを右クリックして、「管理」を選択します。

compmgmt.mscと入力

②「コンピュータの管理」を開いた後、「ディスクの管理」をクリックします。新しいSSDが「初期化されていません」と表示されます。ディスクを右クリックし、「ディスクの初期化」を選択します。

ディスクの初期化

③パーティションスタイルMBRまたはGPTを選択し、[OK]をクリックします。
適切なパーティションテーブルを選択するには、MBRとGPTの違いを参照してください。

MBRまたはGPTを選択する

④ディスクの初期化後、ディスクの状態は「オンライン」になります。未割り当て領域を右クリックし、「新しいボリューム」を選択します。

新しいシンプルボリューム

⑤新しいシンプルボリュームウィザードで、ボリュームのサイズを指定し、「次へ」をクリックします。

ボリュームのサイズを指定

⑥パーティションのドライブ文字を選択し、「次へ」をクリックします。

ドライブ文字設定

⑦ファイルシステムをNTFSとして選択し、「アロケーションユニットサイズ」でデ既定値を選択し、「ボリュームラベル」でボリュームを設定します。次に、「クイックフォーマットを実行する」を選択し、「次へ」をクリックします。

ファイルシステム指定

元HDDからSSDにシステムを移行したい場合は、Renee Beccaを使用できます。システム移行機能を提供しています。

HDDからSSDにシステムを移行する方法

新しいSSDは先にパーティション分割と4Kアライメントし、元ディスクからSSDにクローンする必要があり、全体の操作は複雑です。操作を簡単にするには、Renee Beccaを使用することをすすめます。ソフトは、元HDDのシステム パーティションと関連する起動情報をSSDに直接コピーすることができます。 システム移行の操作手順は非常に簡単で、専門的な知識がなくても迅速に移行を完了できます。高い互換性があり、GPT および MBR パーティション形式と Windows 10/8.1/8/7/Vista/XP システムをサポートしています。

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自動4Kアライメント システムをSSDに移行すると、4Kアライメントが自動的に実行され、SSDの性能を引き出す。

GPTとMBR対応 システムを移行する時、自動的にSSDに適切なパーティション方式にする。

NTFSとFAT32対応 さまざまなファイルシステム対応。

速度が速い 先進的なアルゴリズムを利用し、最大3000MB /分の速度を達する。

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Tipsデスクトップパソコンの場合、SSDをインストールした後、同じデバイスに直接クローンできます。ノートパソコンの場合は、先にHDDからSSDにクローンを作成し、HDDを取り外してから、SSDを取り付ける必要があります。
操作手順:
① ソフトのメインインターフェイスで「クローン」-「システム移行」をクリックします。

「クローン」・「システム移行」をクリックします

② クローン元の場所とターゲットSSDの場所を選択します。

クローン先を選択します

③ 移行が完了したら、SSDを交換します。PCを再起動し、BIOS/UEFI でSSD から起動するように起動順番を設定します。

三、SSD換装後BIOS/UEFIの設定方法

SSD を交換した後、システム ディスクとして使用する必要がある場合は、BIOS/UEFI で起動設定も変更する必要があります。

1、BIOS/UEFIで起動順番を変更する

上の SSDパーティショ分割とフォーマット操作を完了した後、PCが SSD から起動できるようにするために、BIOS/UEFI で起動順番を変更する必要がある場合もあります。
操作手順:
① PCを起動し、画面が表示されたらショートカットキー(通常はF2、F8、F12、Del)を連打してBIOS/UEFI設定に入ります。 マザーボードのメーカーによって、ショートカットキーが異なり、詳しくはメーカーにお問い合わせください。

② BIOS/UEFIに入った後、矢印キーを使用してBootタブを選択し、SSDを最初の起動順番に設定します。

起動ディスクを起動順番の一番に設定します。

③ F10を押して設定を保存し、PCを再起動します。

2、BIOS/UEFIでブートモードを変更する

ディスクのパーティション形式には、MBR と GPT の 2 つのフォーマットがあります。MBR形式に対応するブートモードはLegacy、GPTに対応するブートモードはUEFIです。SSDが正常に動作できるように、正しいブートモードを設定する必要があります。
操作手順:
① PCを再起動し、起動画面が表示されたら、BIOS/UEFI 設定に入るまで、ショートカット キー(通常は F2、F8、F12、Del)を連打します。

② 矢印キーで Boot タブを選択し、UEFI/BIOS Boot Mode を選択して Enter を押します。 次に、パーティション形式に応じて、ブート モードを Legacy または UEFI を選択します。

Legacy またはUEFIを設定

③ F10を押して設定を保存し、PCを再起動します。

四、元SSDのフォーマット

元のSSDをフォーマットするのは簡単です。パーティションフォーマットなどを再選択する必要はありません。SSD をフォーマットする前に、データをバックアップしておく必要があります。次に、Windows と Mac でのディスクをフォーマット方法を紹介します。

Windowsで元SSDをフォーマットする方法

1、ディスク管理でフォーマット
操作手順:
①検索ボックスに「compmgmt.msc」と入力し、「Enter」キーを押せば「コンピュータの管理」を開きます。または、デスクトップの「このコンピュータ」アイコンを右クリックして、「管理」を選択します。

compmgmt.mscと入力

②「コンピュータの管理」を開いた後、「ディスクの管理」をクリックします。新しいSSDが「初期化されていません」と表示されます。ディスクを右クリックし、「ディスクの初期化」を選択します。

ディスクの初期化

③ 必要に応じて、適切なファイルシステムと割り当てるサイズを選択し、「OK」をクリックします。

ドライブ文字設定

2、PCでフォーマット
操作手順:
① PCからHDDを右クリックし、「フォーマット」をクリックします。

Windows10でフォーマットする

② ファイルシステムを選択し、「クイックフォーマット」にチェックを入れ、「開始」ボタンをクリックします。

ファイルシステム指定しフォーマット開始

Macで元SSDをフォーマットする方法

操作手順:
① アプリケーション>ユーティリティ>ディスクユーティリティの順にクリックします。初期化したいハードドライブ(名前を変更しなかった場合は、初期設定の名前がMacintosh HD)を選択して、「消去」をクリックします。

Macintosh HDを消去

② フォーマットから「Mac OS 拡張(ジャーなリング)」を選択し、「消去」をクリックします。

フォーマットのプルダウンメニューから「OS 拡張(ジャーナリング)を選択

③ 終ったら、上のメニューに「ディスクユーティリティ」>>「ディスクユーティリティを終了」を選択します。

ディスクユーティリティを終了

五、間違ってフォーマット後SSDデータを復元する方法

バックアップなしで誤ってSSDをフォーマットしてしまうと、データを復元することが難しくなります。ただし、プロのデータ復元ソフトRenee Undeleterを使用することができます。ソフトには、ファイル復元、フォーマット復元、パーティション復元3つのデータ復元mモードがあり、さまざまなニーズを満たすことができます。インターフェースはシンプルでわかりやすく、初心者でも簡単に操作できます。ソフトは、Windows および Macシステムに対応しています。

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操作手順:
① ソフトを起動し、「パーティションの完全スキャン」モードを選択します。

「パーティションの完全スキャン」をクリックします

② スキャン対象にSSDを選択し、スキャンモードを選択し、「次へ」をクリックします。

スキャンしたいSDカードを選択し、「次へ」をクリックします

③ スキャンが完了したら、ファイルを見つけ出し、チェックを入れて、「復元」ボタンをクリックします。

復元データをプレビュー

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