【最新まとめ】HDDからSSDにクローン・換装する方法

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【最新まとめ】HDDからSSDにクローン・換装する方法

Satoshi プロダクトマネージャー 2019-7-8

概要
どんなSSDを選ぶべきか？HDD交換したいが、OSインストールしたくない、元のHDDをSSDにクローンして、換装したい。大容量のHDDから小容量のSSDにクローン可能ですか？SSD換装するときの取り付け方法はわからない。どうやってSSDの性能を引き出せるか？この記事はSSDクローン・換装についての最新情報をまとめました。

一、SSDの規格と選び方: ◆ 1. SATA規格のSSD; ◆ 2. ‎M.2規格のSSD; ◆ 3. SSDの選び方

二、SSDの取り付け方法: ◆ 1. SSD取り付けの下準備と注意事項; ◆ 2. デスクトップでSSDを取り付ける方法; ◆ 3. ノートパソコンでSSDを取り付ける方法

三、HDDをSSDにクローンする方法: ◆ 1. SSDクローンフリーソフトのおすすめ; ◆ 2. SSDクローンソフトの比較; ◆ 3. 大容量HDDを小容量SSDにクローンする方法と注意事項

四、SSD最適化する方法: ◆ 1. BIOSで起動順番を変更する; ◆ 2. BIOSで起動モードを設定; ◆ 3. AHCIモードを設定; ◆ 4. TRIM機能をオンにする; ◆ 5. SSDクローン後起動できないときの対策

一、SSDの規格と選び方

インターフェイスの種類によって、SSDは大きく2つの規格に分類できます。SATASSDとM.2 SSDです。

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1. SATA規格のSSD

SATA規格のSSDは基本的なレベルであり、依然として従来のハードディスクのSATAインターフェースを使用していますが、主流のハードディスクで広く使用されています。さらに、SATA規格のSSDはSATAバスしか使用できず、AHCIプロトコルしかサポートしていませんが、SATA規格のSSDは従来のハードディスクより約3倍ぐらい速い。

SATA規格のSSD

2. M.2規格のSSD

M.2規格のSSDはより小さくより薄く、ノートPCに最適です。 M.2規格のSSDは、AHCIとNVMeの両方のプロトコルと互換性があり、SATAまたはPCI-eチャネルを使用できます。 M.2 SSDの速度は対応するプロトコルとチャネルにも依存するため、すべてのM.2規格のSSDがSATA規格のSSDより速いわけではないことに注意してください。

M.2規格のSSD

次の一覧表のように、異なるプロトコルやインターフェースによって速度が異なることがわかります。 M.2規格のSSDは、NVMeプロトコルを実行しているときの転送速度が最も速いです。

SSD規格	インターフェース	プロトコル	伝送速度
SATA規格SSD	SATA	AHCI	550MB/s
M.2規格SSD	SATA	AHCI	550MB/s
M.2規格SSD	PCI-e	NVMe	3200MB/s

TipsM.2規格のSSDを購入するとき、製品情報でSSDがどのプロトコルを実行しているかわかります。 M.2規格のSSDがNVMeプロトコルを実行している場合、製品はNVMeと表示されます。 SATA M.2が表示されている場合は、通常AHCIプロトコルが使用されます。 SSDのプロトコル

SSDの分類を理解した後、SSDの選択は方向性を持っていると思います。SSDを購入するとき、コンピュータのマザーボードに合わせる必要があります。次にSSDを選択する方法を学びましょう。

3. SSDの選び方

SSDの内部は主にメインコントロールチップ、キャッシュチップおよびフラッシュメモリチップから構成され、フラッシュメモリチップはSSDの寿命および読み書き速度に影響を及ぼす重要な要素である。フラッシュメモリチップの種類によって特性が異なり、詳細については、【パソコン初心者講座】SSDのQLC・SLC・MLC・TLCの違いを参照してください。

また、実際の取り付けから適切なSSDを選択することは、ご使用の機器に応じて判断する必要があります。 SSDを購入するときは、コンピュータのマザーボードがサポートしているインタフェースとチャネルを確認してください。一般的には、マザーボードがSATAインターフェースのみを対応します。M.2インターフェースをサポートしていない場合は、直接SATAインターフェースを備えたSSDを使用することをお勧めします。

マーザーボードがサポートしているSSDインターフェース

M.2規格のSSDを利用できるかどうかは、M.2スロットの互換性、プロトコルモード、および物理サイズによります。今の新しいマザーボードは基本的に1つまたは複数のM.2インタフェースを備えておりM.2規格のSSDも利用できます。

M.2スロットの互換性とプロトコルモードについて

一般的に使用されているM.2コネクタはSocket 2とSocket 3ですが、M.2インターフェイス設計にはBキー、Mキー、B＆Mキーの3種類があります。ソケット2は、SATAおよびPCI-e x 2チャネルをサポートするBキーに対応しますが、Bキーインターフェースのみを使用するデバイスは一般的ではありません。ソケット3はMキーに対応し、PCI-e x 4チャネルをサポートします。このMキーインターフェイス設計は、通常、ハイエンドのM.2規格SSDで使用されます。

現在、ほとんどのM.2 SSDはB＆Mキーを直接使用しているため、Bキーの互換性が拡張され、BキースロットとMキースロットの両方を挿入できますが、通常は SATAまたはPCI-e x 2チャンネルのみサポートされています。

BキーとMキー

M keyとB & M keyのSSD

マザーボード上のM.2インターフェースがPCI-eチャンネルのみをサポートしている場合、SATAチャンネルのみをサポートするM.2規格SSDとの互換性はありません。したがって、M.2規格SSDを購入するときには、お使いのコンピュータのマザーボードにM.2インタフェースがあるかどうか、またSATAおよびPCI-eチャネルをサポートしているかどうかを確認する必要があります。

マーザーボードがM2規格SSDサポートか確認する必要がある

M.2規格SSDの物理サイズについて

M.2規格SSDにはさまざまなサイズがあり、2230、2242、2260、2280、および22110の各仕様に分類できます。例としてM.2 2242を取ると、22は幅、つまり22 mm、42は長さ、つまり42 mmを表します。

ほとんどのデスクトップおよびノートパソコンは現在、2242/2260/2280のサイズのM.2 規格SSDをサポートしています。主流のサイズは2242と2280ですが、より短いM.2 2242は標準の2280スロットに取り付けることができます。 M.2規格SSDのサイズを選択するとき、マザーボードに収納できるサイズに合わせてください。一般的に、マザーボードのサイズはマークされています。明確なサイズが提供されていない場合は、固定ネジの柱に従ってそれを測定することをお勧めします。

M2規格SSDサイズとマーザーボード

マーザーボードにSSDサイズが明記

Tips適切なSSDを購入したら、使用前にフォーマットする必要があります。フォーマットプロセス中に、パーティション分割方式とファイルシステムの選択に注意を払う必要があります。パーティショニング方式とファイルシステムの選択方法については、SSDのフォーマット方法を参照してください。 Windowsのディスクの管理を介してSSDをフォーマットすることを選択できますが、全体のプロセスは面倒であり、この方法ではデータを移行できません。手動でフォーマットやパーティションを作成したくない場合、および古いデータを新しいSSDに直接移行したい場合は、サードパーティのクローンソフトウェアを使用することをお勧めします。

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二、SSDの取り付け方法

現在、主流のSSDは、SATAおよびM.2インターフェースを備えたSSDです。次に、デスクトップとノートパソコンにこれら2種類のSSDを取り付ける方法を説明します。

1. SSD取り付けの下準備と注意事項

デスクトップおよびノートパソコンにSATA規格SSDおよびM.2規格SSDを取り付けるための下準備をします。

必要なもの	デスクトップ	ノートパソコン
2.5→3.5サイズ変換ブラケット	SATA規格SSDのみ必要	必要ない
SATA 3.0ケーブル	SATA規格SSDのみ必要	必要ない
プラスドライバ	必要	必要
ネジ	必要	必要
静电防止手袋	必要	必要

2.5インチから3.5インチサイズ変換ブラケット。2.5インチから3.5インチサイズ変換ブラケットは通常デスクトップで使用されます。ハードドディスクベイが2.5インチの場合、ブラケットは必要ありません。もちろん、ケースの中には標準の設置場所がないものもありますが、事前に準備することをお勧めします。
SATA 3.0ケーブル。 SATA 3.0ケーブルはSSDの購入には含まれておらず、通常は別購入が必要です。購入時に、データラインにSATA 3または6 Gbpsがあるかを確認してください。
プラスドライバとネジ。 SSDをデスクトップまたはノートパソコンに取り付ける場合は、基本的に、SSDを固定するためにネジとプラスドライバを使用する必要があります。
静電防止手袋。SSDを取り付けると、静電気が発生する場合があります。

2. デスクトップでSSDを取り付ける方法

注意：デスクトップにSSDを取り付ける前に、電源を切り、電源コードを抜いてください。

1、SATA規格SSDをデスクトップに取り付ける方法

ステップ1：ネジを外し、サイドパネルを開けます。
ステップ2：SATAディスク用の電源ケーブルを見つけ、SSDに電源ケーブルを接続します。

SSDに電源ケーブルを接続

ステップ3：SATAケーブルの片側は、マザーボードのSATA接続端子に接続し、SATAケーブルの片側はSSDに接続します。

SATAケーブルの片側は、マザーボードのSATA接続端子に接続

ステップ4：2.5インチSSDをブラケットに取り付け、ブラケットをネジで固定します。デスクトップのブラケットサイズがちょうど2.5インチの場合、ラケットを使用する必要はありません。

SSDをブラケットにいれる

ステップ5：サイドパネルを元通りに戻し、ネジ留めれば交換完了です。

デスクトップにSATA規格SSDをインストール/交換するためのビデオチュートリアル：

2、M.2規格SSDをデスクトップに取り付け方法

注意： コンピュータのマザーボードはM.2インタフェースをサポートする必要があります。

ステップ1：ネジを外し、サイドパネルを開け、マザーボードでM.2スロットの位置を見つけます。マザーボード上のM.2スロットの前にネジがある場合は、それを取り外します。

マーザーボードにM.2のスロット

ステップ2：M.2 SSDを25度傾け、M.2コネクタに挿入して、ゆっくりと平らにします。

M.2 SSDをM.2コネクタに挿入

ステップ3：M.2規格SSDをネジで固定します。最後にサイドパネルを元通りに戻し、ネジ留めれば交換完了です。

M.2規格SSDをネジで固定

3.ノートパソコンでSSDを取り付ける方法

注意：ノートパソコンにSSDを取り付ける前に、コンピュータを取り外し、バッテリを取り外してください。

1、SATA規格SSDをノートパソコンに取り付ける方法

ステップ1：底面のネジを外し、カバーを外します。（メーカーや機種により、ディスクの場所は異なります）

ステップ2：HDDを取り外します。

HDDを取り外す

ステップ3：SSDをブラケットに固定します。

SSDをブラケットに入れる

ステップ4：SSDを取り付けます。(SSDの表裏を間違わないように差し込んでください)

SSDをノートパソコンに固定する

ステップ5：カバーを元通りに戻し、ネジで留めれば交換完了です。

ノートPCにSATA規格SSDを取り付ける/交換するためのビデオチュートリアル：

2、M.2規格SSDをノートパソコンに取り付ける方法

注意：マザーボードがM.2インタフェースをサポートする場合のみ、M.2規格SSDを使用することができます。

ステップ1：底面のネジを外し、カバーを外します。（メーカーや機種により、ディスクの場所は異なります）

ノートパソコンカーバーを開く

ステップ2：M.2 SSDを25度傾け、M.2コネクタに挿入して、ゆっくりと平らにします。

M2規格SSDをノートPCに取り付ける

ステップ3：M.2規格SSDをネジで固定します。最後にサイドパネルを元通りに戻し、ネジ留めれば交換完了です。

M2規格SSDをノートPCに固定

三、HDDをSSDにクローンする方法

SSDを取り付けた後、次の作業は通常システムをインストールすることです。しかし、システムのインストールには時間がかかり、インストール後に元のファイルデータとアプリケーションを新しいシステムに移動する必要があるため、非常に面倒です。今ほとんどのユーザーは、古いハードディスクのデータとシステムを新しいSSDに直接移行することを好みます。これは、サードパーティのHDD/SSDクローンソフトウェアを使用する方法です。しかし、クローンソフトが多いがどれがより実用的ですか？次に、3つのよく利用される無料クローンツールを紹介します。

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1. SSDクローンフリーソフトのおすすめ

Clonezilla
ClonezillaはパーティショニングとHDDクローンフリーソフトで、単一の機能を持っています。使用の過程では、Ghostなどの仮想インターフェースを操作し、USBメモリまたはCDを使用して起動仮想システムを作成する必要があります。全体のプロセスはより複雑で面倒であり、操作インターフェースは理解するのが容易ではなく、そしてそれは初心者には友好的ではない。

SSDクローンソフトClonezilla

特徴：

フリーソフト、USBメモリ/CDから起動可能。ディスク/パーティションのバックアップ・リカバリー可能。
目標ディスクの容量は元ディスクの容量より大きい必要がある。差分/増分バックアップ機能無し。

こんな方におすすめ：専門知識を持つ人に適しています。

おすすめ度：★★☆☆☆

Renee Becca

Renee Beccaは、バックアップ、復元およびHDD/SSDクローン機能を提供し、システム、ハードディスク、パーティションおよびファイルをサポートするプロフェッショナルで信頼できる無料バックアップソフトです。差分/増分バックアップ機能もあり、操作インターフェースはシンプルであり、操作簡単、プロや素人を問わず全てのユーザーに適しています。

SSDクローンソフトRenee Becca

特徴：

自動4Kアライメント機能がSSD性能を引き出すには役立ちます。
ディスク/パーティションの消去機能を提供し、プライバシーを保護できます。

こんな方におすすめ：初心者を含む全ての人

おすすめ度：★★★★★

Drive Image XML

Drive Image XMLは、パーティションと論理ドライブ用のバックアップとイメージの作成する、信頼性の高いプログラムです。個人版は無料ですが、商用版は有料です。無料の個人版は家庭用コンピュータでしか使用できず、商用利用はサポートされていません。 Drive Image XMLインターフェースはシンプルでアクセスが簡単で、初心者に適しています。

SSDクローンソフトDrive Image XML　

特徴：

ファイルの表示と抽出、ドライブのバックアップと復元、および自動バックアップのスケジュール設定も可能。
パーティションのバックアップに役立ちますが、システムの移行はできません。

こんな方におすすめ：初心者またはプロ

おすすめ度：★★★☆☆

2. SSDクローンソフトの比較

機能	Clonezilla	Drive Image XML	Renee Becca
システムバックアップ・復元	√	√	√
ファイルバックアップ・復元			√
システム移行			√
ディスク/パーティションクローン		√	√
バックアップスケジュール		√	√
データ消去			√

プロフェッショナルで信頼できるクローンソフトRenee Beccaは、より強力で柔軟性があり、より理想的な選択であることがわかります。 Renee Beccaは、ディスク/パーティションのクローン作成とシステムの移行が容易になるだけでなく、自動4K自動アライメントが提供され、時間を大幅に節約できます。 SSDの場合、4Kアラインされていないと、読み取り/書き込み速度が影響を受け、SSDの寿命が短くなります。さらに、一部のユーザーはより小型のSSDを購入しましたが、古いハードドライブを新しいSSDにクローンする方法は不明です。 Renee Beccaなら、初心者も簡単に利用できます。次は、Renee Beccaを利用して、HDDからSSDにクローンする方法です。

3. 大容量HDDを小容量SSDにクローンする方法と注意事項

大容量HDDを小容量SSDにクローンする注意事項

新しいハードディスクの容量は一般に古いハードディスクの容量よりも大きくする必要があるが、小容量のSSDを購入する場合は、心配しないでください。HDDの使用済み容量がSSDの容量より小さいなら、次の方法1を使用してHDD全体をSSDにクローンすることができます。

ディスク管理からディスクとパーティションの情報を見ることができます。

「Windows」 + 「R」ボタンを押してファイル名を指定して実行ボックスを開き、compmgmt.mscと入力してEnterキーを押します。
「コンピューターの管理」で、左側の「ディスク管理」をクリックします。

次のように、容量と空き領域を確認し、使用容量がわかります。SSDは空き容量より大きいなら、大容量HDDから小容量SSDへのクローンは可能です。

HDD使用容量確認

HDDがSSDよりも多くのスペースを使用し、小容量SSDにあまりにも多くの個人用ファイルデータを収容できない場合、HDD全体を小容量SSDに複製することは一般的に不可能です。以下の方法2を使用して、元のHDDのシステムパーティション（通常はCドライブ）をSSDに直接移行することもできます。これは一般的で簡単な方法です。

方法1：HDDを丸ごとSSDにクローン

Renee Beccaは、元のHDDのパーティションサイズ比例に従って、ターゲットSSD上に小さいパーティションを作成し、そのパーティションデータをSSDの対応するパーティションに転送できます。

注意：

デスクトップコンピュータの場合、SSDをインストールした後は、通常、同じデバイスに直接SSDクローンできます。ノートパソコンの場合は、SSDにクローンした後、PCに取り付ける必要があります。

ステップ1：Renee Beccaをダウンロードし、インストールします。Renee Beccaを開き、「クローン」-「ディスクのクローン」をクリックします。

ディスクのクローンを選択します。

ステップ2：クローン元とうローン先を選択します。

クローン先とクローン元の指定。ディスクをブート可能にする

ステップ3：クローン完了後、BIOSでSSDを起動順の一番にします。

正常に起動できるなら、HDDをフォーマットして続けて利用できます。

方法2：HDDのシステムパーティションをSSDに移行

Renee Beccaは、システムパーティションと関連する起動情報を元のHDDからSSDに移行できます。

注意：

ステップ1 ：Renee Beccaを開き、「クローン」-「システム移行」をクリックします。

システム移行を選択します。

ステップ2 ：クローン先とクローン元を選択します。

移動元と移動先を選択します。

ステップ3 ：クローン完了後、BIOSでSSDを起動順の一番にします。

正常に起動できるなら、HDDをフォーマットして続けて利用できます。

四、SSD最適化する方法

1. BIOSで起動順番を変更する

すべての準備が整ったら、SSDからコンピュータを起動するためにSSDをBIOSの最初の起動オプションとして設定する必要があります。

コンピュータを起動する画面が表示されたら、ホットキーを押し続けてBIOS設定（通常はF2、F8、F12、Del）に入ります。お使いのコンピュータのメーカーに応じて、BIOSに入るための対応するホットキーを入手することができます。
BIOSに入ったら、矢印キーを使ってBootタブを選択し、SSDを最初の起動ディスクとして設定します。
F10キーを押して設定を保存し、コンピュータを再起動します。

起動順序を変更します

2. BIOSで起動モードを設定

ハードディスクのパーティションフォーマットには、MBRとGPTの2種類があります。 MBRフォーマットのスタートアップモードはLegacyであるべきです。そしてGPTに対応するスタートアップモードはUEFIです。 SSDが正しく機能していることを確認するために正しいブートモードを設定します。

コンピュータを起動する画面が表示されたら、ホットキーを押し続けてBIOS設定（通常はF2、F8、F12、Del）を入力します。お使いのコンピュータのブランドに応じて、BIOSに入るための対応するホットキーを入手することができます。
矢印キーを使ってBootタブを選択し、次にUEFI / BIOS Boot Modeを選択してEnterを押します。次に、使用しているSSDに基づいて、ブートモードLegacyまたはUEFIを選択します。
F10キーを押して設定を保存してから、コンピュータを再起動します。

スタートアップモードUEFIとLegacy

3. AHCIモードを設定

AHCI（Advanced Host Controller Interfaceの略称）は、SATAストレージデバイスと通信することを可能にし、SATAストレージデバイスが高度なSATA機能を有効にすることを可能にする、Intelによって開発された技術規格です。 SSDのAHCIモードをオンにすると、SSDのパフォーマンスがある程度向上します。

① 「Windows」+「R」ボタンを同時に押してファイル名を指定して実行ボックスを開き、「regedit」と入力して「Enter」キーを押します。

regeditコマンド

② レジストリエディタが表示されたら、次の場所を探します。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\iaStorV

③ iaStorVファイルを展開し、StartOverrideファイルを右クリックして「削除」をクリックします。

StartOverrideファイルを削除

④ テキストファイルを新規作成し、次の内容をコピーして、ファイル名をAHCI.batにして保存します。

reg delete “HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\storahci\” /v StartOverride /f

⑤ 保存したAHCI.batファイルを右クリックして、[管理者として実行]を選択します。

AHCI.batを実行する

⑥ プロンプトで「Yes」を入力し、「Enter」キーを押します。

⑦ コンピュータを再起動してBIOSセットアップに入ります。次に、右矢印ボタンを押して「メイン」タブを選択し、次に矢印ボタンを押して「SATAモード」を選択し、Enterを押します。最後に、AHCIモードを選択してEnterを押します。F10キーを押して設定を保存して終了します。

4. TRIM機能をオンにする

TRIM機能を有効にすると、SSDが最適化され、コンピュータの速度が向上しながらも最適なパフォーマンスが維持されます。

TRIM機能の原理は、ファイルデータを削除する操作を実行した後、システムはファイルデータをマークし、次にどのデータブロックが使用されていない、消去してもよいをSSDに通知します。データが再度書き込まれるとき、SSDはデータブロックを消去することなく処理されたデータブロックに直接データを書き込むことができ、それによって多くの時間を節約できます。

次は、コマンドプロンプトでTRIMを有効にするためのガイドです。この操作は管理者として実行する必要があります。管理者権限がない場合は、最初に管理者アカウントを作成することをお勧めします。

① 検索ボックスで「cmd」を検索し、[コマンドプロンプト]を右クリックして[管理者として実行]を選択します。

コマンドプロンプト

② 「fsutil behavior query DisableDeleteNotify」を入力し、「Enter」キーを押します。「DisableDeleteNotify = 0」が表示されたら、TRIMが有効になりました。

TRIMを有効にする

5. SSDクローン後起動できないときの対策

HDDがSSDにクローンされた後に起動できない場合は、クローンSSDからWindowsが起動しない原因・対処法5つを参照して、起動の問題をトラブルシューティングおよび解決することができます。起動時に0xc000000f、0xc000014C、0xc0000001、0xc0000034、0xc0000098などのエラーメッセージが表示される場合は、通常、クローンソフトがWindowsの起動情報BCDファイルを設定していないことが原因です。 Renee Beccaはクローンするときは自動的にパーティションフォーマットを一致させ、ハードディスクのクローンを作成する際に関連する起動情報を設定します。このような問題は発生しません。