【ファイルセキュリティ】Excelファイルにパスワードをかける方法2選

現在、Excelファイルは人々にとして、非常に重要なファイルタイプの一種です。用途が広くて、特にデータ処理、公式と関数の使用やデータの分析において性能が優れ、データの整理に最適で、仕事には欠かせないソフトです。では、Excelのデータを他人に見せたくない場合、もしくはExcelファイルを添付ファイルとしてメールで送付する場合、Excelを暗号化する方法を利用できます。じゃ、どのようにすれば、Excelの重要なデータを暗号化し、情報漏洩を防ぐことはできるでしょうか。

次には、Excelファイルにパスワードをかける暗号化方法を2つ紹介します。

方法1：Excelの暗号化機能を使用する（Excel 2007を例に説明する）

ステップ1：メニューバーに「ファイル」-「名前をつけて保存」をクリックします。

ステップ2：「ツール」-「全般オプション」をクリックします。

ステップ3：パスワードを設定します。

保存したファイルを開いて、パスワードの入力が求められます。

Excelファイルのパスワードを削除する

ステップ1：ファイルの拡張子を「zip」に変えます。

ステップ2：圧縮ファイルを解凍します。

ステップ3：XMLエディタでXMLドキュメントを開きます。（xl / worksheetsフォルダに）

ステップ4：「sheet Protection password」で検索し、次の選択した部分を削除します。

ステップ5：編集完了のXMLドキュメントを保存し、元のXMLドキュメントを置き換えます。

ステップ6：ファイルの拡張子を「xlsx」に変えます。

方法2：プロの暗号化ツールRenee File Protectorを利用する

Renee File ProtectorはUSBメモリ、外付けHDD、SDカード、ローカルディスク、ファイルやフォルダなどを暗号化できるソフトです。（WindowsXP～Win10に対応可能）このソフトは、世界標準の暗号アルゴリズム（AES-256）を採用した、強力なファイル/フォルダ/ディスク暗号化ソフトです。「AES」は米国政府が標準で使用し、日本政府も推奨する最高レベルの暗号化方式。暗号化したフォルダはパスワードがないと、誰でも中身を見えません。Excelだけでなく、任意のファイルやフォルダにパスワードをかけるには、最適なツールです。

ステップ1：Renee File Protectorをダウンロード・インストールします

ステップ2：ソフトを起動します。「一般」-「暗号化」-「ファイルを追加」をクリックし、ファイルを追加します。

ステップ３：暗号化方式を選択します。保存場所を選択し、パスワードを入力し、「OK」をクリックします。

暗号化方式が二つあります。gfl或いはexeに暗号化します。

• gflは、ソフトをインストールしなければ、ファイルを復号できません。
• exeは、ソフトをインストールしなくても他のコンピューターに復号できます。普通はexeに暗号化します。

ステップ4：暗号化完了。

復号化するには、暗号化したファイルをダブルクリックし、パスワードを入力すると、復号化されます。

まとめ：

• 方法一はよく利用されるExcelの暗号化方法です。ネットでExcel暗号化したファイルの解除方法が色々あるので、ネットで調べると簡単に解除できます。安全な暗号化方法とは言えません。
• 方法二はプロの暗号化ソフトRenee File Protectorを利用した暗号化方法です。強力な暗号化方式によって、ファイルセキュリティを保護できます。

Excelファイルにパスワードをかけることにおいて何かご不明な点がございますか？