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  プロダクトマネージャー  

概要
バックアップしたシステムを復元する時、もしくはパソコンログインパスワードをリセットしたい時、パソコンをドライブよりの起動からCD/DVD/USBメモリから起動するように変更する必要があります。一部のパソコンファームウェアが以前のBIOSからUEFIに変わったことで、CD/DVD/USBメモリからブートするには、以下の作業は必要があります。




バックアップしたシステムを復元する時、もしくはパソコンログインパスワードをリセットしたい時、パソコンをドライブよりの起動からCD/DVD/USBメモリから起動するように変更する必要があります。

一部のパソコンファームウェアが以前のBIOSからUEFIに変わったことで、CD/DVD/USBメモリからブートするには、以下の作業は必要があります。

 

セキュアブートの無効化。

従来のBIOSと互換のモードの設定。

起動ドライブをCD/DVD/USBメモリが最初になるように設定。

UEFI環境でCD/DVD/USBメモリからブートするための設定

ステップ1:CD/DVD/USBメモリをパソコンに挿入します。

作成した起動メディア(CD/DVD/USBメモリ)をパソコンに挿入します。

ステップ2:パソコンの電源を入れ、UEFIの設定変更画面に入ります。

設定変更の方法はパソコンのメーカーや機種によって異なりますので、お手持ちのパソコンのマニュアルを参照してください。以下でご説明するのは代表例です。設定変更方法が不明の場合には、「CD/DVD/USBメモリから起動するためにUEFI(またはBIOS)の設定を変更したい」旨をパソコンメーカーにお問い合わせください。

電源を入れた後、メーカーロゴが表示中に、次のキーを押すことでUEFIまたはBIOS画面を呼び出します。

富士通:「F2」キー
NEC:「F2」キー
ソニー:「F2」キー、「F10」キー、「F6」キーから呼び出すこともあります。
東芝:「ESC」キーを押しながら起動 → メーカーロゴ表示で「F1」キーを押す。「F2」キーから呼び出すこともあります。
DELL:「F2」キー
ASUS:「F2」キー
HP:「F2」キー、「F10」キー、「F6」キーから呼び出すこともあります。
Phoenix:「Delete」キー
IBM:「F1」キー
Lenovo:「F1」キー
その他自作機等:「F2」キー「Delete」キー
※富士通はのパソコンは特別なので、他のパソコンは次の作業(青文字)をする必要がありません。

UEFI画面から【セキュリティ】タブの「管理者パスワード設定」項目を選択します。

富士通社製は、管理者用パスワードを設定しないとUEFIの設定が変更できない場合があります。

富士通UEFI画面
管理者用パスワードを2回(入力用、確認用)入力します(※必ずメモして忘れないようにします)。
管理者パスワード設定
UEFI画面から【セキュリティ】タブの「セキュアブート設定」項目を選択します。
セキュアブート設定
「セキュアブート機能」項目を「使用しない」に変更し、保存して終了します。
セキュアブートしない

ステップ3:CSM(Compatibility Support Module)を「Disabled」から「Enabled」に変更します。

機種やUEFIの種類によっては、Secure Bootの設定をするために、「Advanced Mode」などの詳細な設定ができる画面に移る必要があります。UEFIの設定変更画面にSecure Bootの項目がなく、「Advanced Mode」などの選択ができる場合には、こちらをお試しください。

CSMの設定がない場合でも「Boot Mode」や「Boot Configuration」という設定項目がある場合は、その中の設定を「UEFI」から「Legacy」に設定することで、CSMを有効にすることができます。

CSMブート

ステップ4:設定を保存し、パソコンを再起動します。

ステップ5:再度、UEFIの設定変更画面に入ります。CD/DVD/USBメモリが最初に起動する設定に変更します。

「起動」、「起動デバイス」、「起動順位」、「Boot」、「Boot Sequense」などのキーワードを手がかりに、CD/DVD/USBメモリからの起動を最優先とする設定に変更します。

ブート順序の変更

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